本日のレッスンでも、ボイトレには欠かせない「喉の奥を大きく開ける」練習をしました。
普段私たちの生活の中で、喉の奥を大きく開ける事はあまりありません。
そのため、多くの生徒さんにとって、喉の奥を開ける事は慣れないことだと思います。

しかし、喉に負担をかけずに、声を豊かに響かせるためには、喉を自然に大きく開けることは重要なポイントです。

最初は意識しても十分に開かないこともありますが、ほとんどの人が徐々に感覚がつかめるようになってきます。
豊かで響く声を手に入れるためには、喉の多くを開く感覚を少しずつ体に覚え込ませていくことが必要なのです。

レッスンでは様々なイメージで練習をしますが、最も多く取り入れているのが「あくび」の練習です。
あくびの声を出すことで、多くの人が自然に喉が開く感覚が掴めるようになります。

この喉を開く感覚を定着させるために1番大切なのは、「継続」です。
喉の開き方を一度理解したからといって、それがすぐに定着するわけではありません。

喉を開くことは、私たち日本人にとっては非日常の出来事です。
例えば、日常生活で意識していないと、ふとした瞬間に、また喉が締まりがちになってしまうでしょう。

しかし、毎日少しずつ「喉を開く」意識を意識し続けた結果、いつの間にか無意識にできるようになってくるはずです。
そのプロセスを大切にしていきましょう。

小さな積み重ねが、自然と響く声につながっていきます。
その成長の瞬間をともに喜べる日を楽しみにしています!

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